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ブライダル業界は正社員が少なく、司会者やカメラマン、ヘアメイクアップアーティスト、音響オペレーターなどはフリーランスが多い業界です。とくに料理や飲み物を提供するサービススタッフは配膳会社(派遣)に頼っているのがほとんど。バイト代を上げても人が集まらない傾向です。
ブライダル業界はコロナ禍の悪影響が直撃した業界のひとつです。結婚式は人が多く集まるため需要が減少。結婚式場はコストや人員削減し、残った社員だけで回していた状況でした。ただ、結婚式を控えていた方もこの状況が落ち着けば、挙式への意識が向くことが予想されています。ブライダル需要が高まる中、現状のままだとスタッフ不足はますます加速するでしょう。
コロナ禍以前から、ブライダル業界のとくにサービス部門は、離職率が高い傾向でした。理由は負担の大きさです。
景気の良い時代から結婚式場は増えていく中、他社との競争がはじまりました。人件費に費用を割くことができず、多くはアルバイトや派遣でスタッフを補充し、正社員による人員配置は極力少なくしているのが常でした。必然的に接客だけじゃなくオペレーションをや演出にまで関わることになり、業務負担が大きくなっていき、それに見合う待遇が得られないところは、離職するスタッフが跡を絶たなくなりました。
スタッフの出入りが多く、研修を繰り返してばかりで人材が育たないという状況が生まれています。なかには「人を育てる」「雇用を守る」という意識が低く、「やめたらすぐ補充すればいい」という感覚の企業も。待遇だけでなく、自信ややりがい・誇りを持って仕事ができる環境づくりにも注力してくべきでしょう。
フリーランスが多い業界のひとつですが、とくに着付け師不足という声が上がりはじめています。スキルやセンスが必要な上に重い着物を扱う重労働で、さらに人数をこなさなくてはならない仕事でもあります。コロナ禍で仕事量が激減したこともあり、離職する人が多かったことが考えられるでしょう。
このまま人材不足が続けば、ブライダル業界の先細りが起きます。少人数で仕事を回さなければならなくなり、それが原因で個人の負担が大きくなればブライダル業界で働くことを避けることになるのは必然です。配膳係を派遣会社に頼ろうとしても、人の奪い合いが起きれば結果的に必要人数を確保できなくなります。サービスの質が落ちれば、評判まで連鎖して落ちていくのに時間はかかりません。
人材不足を解消するなら、業界全体でスタッフが離れない、定着するような努力が必要です。
待遇面の改善では、サービス部門の教育や賃金体制の見直しが求められます。在宅勤務やフレックス制の導入、スタッフの業務効率化が必要。「人がいなければ補充すればいい」という考え方を止めて、自社に定着するスタッフが増える環境を整えましょう。
ブライダル業界で人材不足を解消したいなら、誇りを持って働ける環境づくりが必要です。同時に従業員の負担を少なくする業務効率化のための努力も求められます。少人数で回すとしても限界が来ますし、人材が育たなければ質も低下します。
「働きたい」と思える環境づくりを進めるのはかなりの労力が必要なので、採用に関しては社外に助力を求めるのはひとつの手です。例えば求人ボックスのように代理店が丁寧に対応してくれるサービスなら、効率よく採用することができるでしょう。
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